【代々木】よよぎあん-すだちにゅうめん
酒は梅酒しか嗜まないが、居酒屋の料理が好きだ。
酒は飲まず食べてばかりという、居酒屋にとっては非常に利益にならない人間である。
しかし居酒屋に行くときは大体大酒飲みと行くので、帳尻はあっている気がする。
「よよぎあん」という立地が良くわかるその店は、代々木駅からすぐの地下にひっそりと佇んでいる。
決して広くはない店内だが、いつも満席だ。予約必須である。
初めての出会いから印象は良かった。その日のお通しはエビマヨだったのだが、マヨネーズが食べられない自分が連れの方に小鉢をやると、「えび苦手でした?」と(実際はマヨネーズだが)それを下げて別のお通しを持ってきてくれた。
その時はちりめん山椒やひじきなどの副菜と小さな丸い一口おにぎりの盛り合わせだった。(非常に美味しかった)
カレーだったり、牡蠣のとろろ漬けだったり、毎回美味しいお通しが楽しみな店である。
絶品の刺身から始まり、一通り食べ終わった後の締めとして、いつも頼んでしまうのがすだちにゅうめんだ。
まず前提として、よよぎあんの「だし」は絶品である。
澄んだだしに、のりとたくさんのすだちが浮かんでいる。
すだちの酸味がきいただしは、しめにふさわしく、ついつい全部飲み干してしまう。
にゅうめんも絶妙な塩加減で、つるつると入っていく。
たくさん入ったのりがまた良い。
よよぎあんには魅力的な締めがたくさんあるのだが、この酸味をもとめてついつい毎度頼んでしまうのだった。
よよぎあん
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13044007/
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